先日、福島県沖で大きな地震が発生致しました。
まず、被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧と安静をお祈り申し上げます。
今回の地震で、あらためて3.11当時の事をスタッフ同士で思い返す機会があり、そのなかで当時北関東に住んでいたスタッフの一人が当時の様子を語ってくれました。
『当時自分の住んでいたアパートは、部屋のなかのほとんどのものが倒れ落ち、破片で足の踏み場がありませんでした。
電気ガス水道がストップし、もちろん電化製品は一切使えません。
陽が落ちると町全体が暗闇となるので、手も足も出なくなります。
今思い返すと、あのとき箒一本でも部屋にあれば、破片を掃除して最低限の足の踏み場くらいは作れたのかもしれません。
余震が幾度となく繰り返されるので、すぐに逃げられるようにと、物が散乱した玄関先で寝ていました。
そんな寝る場所の確保も、箒一本あればもっと楽だったのかもしれません。』
いつ起きるかわからない災害に対して、それぞれが思う災害への対策準備が必要だと、スタッフ一同、再認識致しました。